パワーストーンの意味

アクアマリン

2017/02/23

パワーストーンアクアマリンの石言葉や石の意味、ストーンセラピーとしてのヒーリング効果、鉱物学データなどをまとめたページです。パワーストーンブレスレットなど、ハンドメイドアクセサリー制作に役立つ情報を掲載しています。

『アクアマリン』パワーストーンの意味・効果

アクアマリンアクアマリンは、3月の誕生石です。また、アクアマリンは結婚19周年を祝う石でもあります。ブルーの色合いが、水(アクア)からのエネルギーを感じさせます。その名の由来は、海と水を意味するラテン語から来ていて、名前からもわかるように、海との関わりが強く、漁師や船乗りがお守りとして大切にされてきました。水に関わる全ての職業のお守りとして大変人気です。

アクアマリンは、マリー・アントワネットが愛した宝石といわれていて、『天使の石』と呼ばれています。

持つ人の精神を鎮めて、穏やかで平和な気持ちに導くと言われ、幸福、健康、富を象徴させ、幸せな結婚、夫婦を和合させる力があると伝えられています。

目の不調の改善や視力回復を図り、リンパ腺・リンパ節・リンパ管の病気の治療に使用された他、歯の治療にも用いられたと言われています。


星座 : 牡牛座、双子座、乙女座、山羊座
中国の十二星座 : 丑
月 : 三月

 深い愛情,豊かな愛
 水に関わる人々のお守り
 エネルギーの滞りをなくす
 コミュニケーションの向上

 アクアマリンのキーワード:
繁栄・幸福・健康・聡明・沈着・勇敢・理解・幸せな結婚・精神力向上・スムーズな意思疎通

『アクアマリン』石にまつわる伝説・言い伝え

古代の伝説により、人魚の宝石箱から発見されたと言われていたり、神話では「海底の美しい海の精の宝物が、浜辺に打ち上げられ宝石になった」とされています。アクアマリンは、2000年前のローマ時代に名付けられたと言われています。また、ローマ時代の漁夫たちが、海難事故防止と「豊漁のお守り」としてお守りにし、職人たちは指輪やイヤリングの装飾品を作り、エジプト王家のお墓から石の数珠などが発見されています。

『アクアマリン』浄化、お手入れ方法

アクアマリンは、熱にもろくデリケートな石です。お手入れする場合は、少量の食器洗剤で洗った後、ぬるま湯で濯ぎ、さらにアルコールで拭き取ると良いです。炭酸カルシウムが入った石鹸などで洗うと、石を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。

クラスター セージ 太陽光 月光 浴水

『アクアマリン』色や品質について

ブルーの色味が濃い程、宝石としての価値があります。商品化されている石は、ほとんどが品質改良されたものです。アクアマリンの最高級品は、サンタマリア・アフリカーナで、色合いも濃く、透明感があり最高級のアクアマリンで、アクアオーラに似た色合いをもっています。また、青の濃い物でもサファイアのようなブルーにはならず、濃くて透明感のあるは産出量が少なく、とても高価な宝石です。薄いブルーから黄緑色がかったものまで産出される石は様々です。サンタマリアアフリカーナ

サンタマリア・アフリカーナ

現在発掘された最高品質のアクアマリンの結晶は、19インチ(約48.26センチメートル)の長さです。

『アクアマリン』主要原産地

ブラジル、メキシコ、マダガスカル、オーストラリア、ビルマニア、インド、中国、ネパール、アフガニスタン、アメリカ合衆国、ケニア、モザンピーグ、ナミビア、ジンバブエ、ザンビア、ナイジェリア、ロシア

最も産出量の多いのは、ブラジルです。ブラジル東部のセアラー州で産出されるアクアマリンはブルーが大変美しく「サンタマリア」と呼ばれ価値があります。19世紀の頃、マダガスカルで美しいブルーのアクアマリンが採掘されたとされます。

『アクアマリン』鉱物学データ

【英名】Aquamarine
【和名】藍玉(らんぎょく)
【組成】Be3Al2Si6O18(アルミニウムとベリリウムの珪酸塩)
【色】明青色・青色・青緑色
【硬度】7.5~8.0
【比重】2.67~2.71
【光沢】ガラス光沢
【密度】2.68 まで 2.75
【劈開】不明瞭
【亀裂】貝殻状断口
もろく、衝撃に弱い
【条痕の色】白

【透明】透明、半透明
【屈折率】1.565 - 1.595
【二重屈折率】0.004
【分散】0.014 (0.009)
【多色性】明瞭
【色の数】2
ほぼ無色に近い水色、鮮やかな青。(時には明るい緑色)
吸収スペクトクル : 537 - 456 - 427

『アクアマリン』鉱物学

アクアマリンは、鉱物学的に『ベリル(緑柱石)』に属します。エメラルドやモルガナイトなどと同じ仲間ですが、エメラルドと比較すると、靭性に優れており、内包物も比較的少ないのが特徴と言えます。着色要因は鉄分、ライト・ブルーからダークブルー、ブルーグリーン。ダークブルーがもっとも評価されます。しかしながら、濃い色味のアクアマリンでも灰色味が出ていると評価は下がります。青系、水色系、緑系、灰色系の4種類に分別できますが、中でも青系が最も高い評価となります。

ペグマタイトや花崗岩かこうがん、一部の広域変成岩中に生成し、六方晶系に属する長柱状結晶体や短柱状結晶体などで発見されています。

『アクアマリン』相性の良い組み合わせ

アベンチュリン、ピンクオパール、アンバー、シトリン、ローズクォーツ、インカローズ、ムーンストーン

インカローズ/アメジスト
理想の結婚を手に入れたい人にオススメの組み合わせです。恋愛エネルギーを活性化させるインカローズと組み合わせる事と、出会いを引き寄せるパワーがアップします。

カルサイト/ガーネット
身体の老廃物を流す作用がある2つの石を組み合わせると、美容面をサポートしてくれるでしょう。アクアマリンは、個性的な石を組み合わせると調和がとれます。

『アクアマリン』雑学

エリザベス女王アクアマリンの中でも、有名なものがいくつかあります。1958年に、ブラジル政府からエリザベス女王に送られたアクアマリンのティアラ・ブレスレッド・ネックレス・ブローチは、とても有名です。世界中で最も貴重な千カラットのアクアマリンはスミソニアン博物館のコレクションになっています。また、9世紀、カール大帝が所持した、ローマ皇帝ティトゥスの娘・ユリアの描かれた金の台座に留められた素晴らしい沈み彫りの石があります。アクアマリンは、神秘的な見た目から、歴史的に人々に好まれてきた石だという事がわかります。

『アクアマリン』よく似た天然石の種類

コーディエライト、シアナイト、ユークレース、サファイア、トパーズ、トルマリン、ジルコン

『アクアマリン』パワーストーンブレスレッド

アクアマリンを使ったパワーストーンブレスレット

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