ブラッドストーン
2017/02/23
パワーストーンブラッドストーンの石言葉や石の意味、ストーンセラピーとしてのヒーリング効果、鉱物学データなどをまとめたページです。パワーストーンブレスレットなど、ハンドメイドアクセサリー制作に役立つ情報を掲載しています。
『ブラッドストーン』パワーストーンの意味・効果
ブラッドストーンは血液と関係の深い石だと言われています。実際に、鼻血の予防や出血時の止血にも有効ですし、腫物の治療にも効果を発揮します。血液関係の病気に対して良い効果があるとされ、血液を元気にして酸素の循環を良くする力もあるとされます。つまり、この石を持つことによって集中力が増して脳の働きも活発になります。女性の効果としては、鉄分不足を補ったり、妊娠の際の流産防止の暗示があるとされています。他にも、生きることへの欲求を高める効果や、イライラやストレスを鎮める効果があると言われています。包容力や優しさをもたらしてくれるので、恋愛関係や対人関係の改善や修復のサポートをしてくれます。しかし、これらは医学的な根拠などは特にありません。
星座 : 牡羊座・蠍座・魚座の守護石
月 : 三月
ブラッドストーンのキーワード:不妊治療に有効・安産・血液の病気を治す・ケガの治癒
『ブラッドストーン』石にまつわる伝説・言い伝え
古代では血止めの薬効があると言われていました。処刑されたキリストの血が十字架の下にあったジャスパーに浸み込むことによって出来た石と伝えられています。そういった経緯からブラッドストーンと呼ばれるようになったのです。因みに、ブラッドストーンの赤い斑点がその垂れた血だと言われています。エジプト人はこの石を粉末にして、はちみつと混ぜたものを止血剤として使用していました。現代においては、身につけたり身近に置くだけでも、その効果が期待できると言われています。最初に冷水に浸すことによってブラッドストーンの薬効が増加するとも言われています。かつてエジプトのヘリオポリスから産出されていたブラッドストーンは、「ヘリオロープ」という別名があり、ギリシャ語で「太陽」という意味のある「ヘリオス」と「方向」を意味する「トロポス」を合わせて、「太陽を呼び戻す石」という意味があります。兵士は傷を受けないお守りとして戦場に持っていったといわれています。ローマ人は、この石でできた鏡で天体を見たとされています。
『ブラッドストーン』浄化、お手入れ方法
全ての浄化に適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
『ブラッドストーン』色や品質について
濃い緑色に赤色や茶色の斑点模様があります。
『ブラッドストーン』主要原産地
インド、オーストラリア、ロシア、アメリカ、ブラジルなど広い範囲で産出されています。
『ブラッドストーン』鉱物学データ
【英名】Bloodstone
【和名】血石(けっせき)
【組成】SiO2
【色】濃緑色地に血赤色の斑点紋あり
【結晶系】六方晶系(潜晶質)
【硬度】7.0
【比重】2.58~2.91
『ブラッドストーン』鉱物学
ブラッドストーンは、細かい粒の石英の結晶が網の目状に集まって固まった玉髄の一種です。濃い緑色の中に赤色の斑点が混ざった不透明なストーンです。玉髄の中でも不純物が多く、不透明の濃い緑の石はジャスパー(碧玉)と呼ばれていて、その中でも酸化鉄によって赤色や赤褐色の粒が混ざった石をブラッドストーンと呼んでいます。なお、ドイツではヘマタイトをブラッドストーンと呼んでいて、この石はブルーストーンと呼ばれています。ジャスパーとは、各種の色の不透明の潜晶質石英の総称で、アゲートやカルセドニーと同種ですが、ジャスパーは約20%以上の不純物が混入されていて、不透明になったものを言います。
『ブラッドストーン』相性の良い天然石
レッドルチルクォーツ、ガーネット、アパタイトなど
『ブラッドストーン』よく似た天然石の種類
特にありません。