シトリン
2017/02/23
パワーストーンシトリンの石言葉や石の意味、ストーンセラピーとしてのヒーリング効果、鉱物学データなどをまとめたページです。パワーストーンブレスレットなど、ハンドメイドアクセサリー制作に役立つ情報を掲載しています。
『シトリン』パワーストーンの意味・効果
商売繁盛や富をもたらす幸運の石として知られる、11月の誕生石のシトリン。古くから『商売の繁盛』と『富』をもたらす『幸運の石』として大切にされてきたシトリン。素晴らしい効果があるのでいくつか紹介したいと思います。まずは商売運や財運の上昇を期待できますので、シトリンをビジネスのお供にすると、困難や障害に打ち勝ち、知恵と勇気を授けてくれる等の素敵な効果がもたらされると言われています。次に対人関係におけるストレスによるネガティブな感情を抑え、明るくポジティブなエネルギーで満たしてくれるといわれてますので、イライラやプレッシャーと戦っている方には是非おすすめしたいパワーストーンです。ヒーリング効果の高い石なので、感情を落ち着かせ、穏やかで明るい内面を手に入れることによりアンチエイジングにも効果的です。
シトリンのキーワード:
金運・成功・幸福・繁栄・仕事運・人間関係
『シトリン』石にまつわる伝説・言い伝え
透き通った美しい黄色の天然石シトリンの語源は、この色が柑橘類の果物シエトンに類似されるからとのことです。また、シトリンは太陽の力を宿した石としても知られ、上流階級の人々が商売繁盛と富をもたらす石と愛好されていました。また、中世ヨーロッパでは、その色合いからトパーズと識別され、正式名が決まるまではトパーズとして上流階級の人々に親しまれていたようです。別名シトリン・トパーズと呼ばれるのはその名残なのです。
『シトリン』浄化、お手入れ方法
傷はつきにくく、丈夫な石の印象ですが、先端部分が欠けやすいので、取り扱いには注意が必要です。太陽光に長時間浴びると、シトリン本来の美しい黄色が退色してしまうので、直射日光は避け、冷暗所にて保管してください。石の浄化には塩やセージ、月光浴がおすすめです。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
◎ | ◎ | × | ◎ | ◎ |
『シトリン』色や品質について
実は市場に出回っているシトリンは、ほぼ、天然の結晶ではありません。とある鉱石を加工して生産されているのです。なんと、本当に意外なお色のアメジストを加工して生産されているのです。その為、シトリンとアメジストの両性を兼ね備えたアメトリンが誕生しています。純度の高い天然のシトリンは宝石類に分類されるほど、希少価値が高いので滅多にお目にかかれません。
『シトリン』主要原産地
主にブラジルやチリで産出されています。その他は、インド、ローデシア、ベトナム等でも発見されています。
『シトリン』鉱物学データ
【英名】シトリン
【和名】黄水晶
【石組織】SIO2
【色】黄色、帯緑黄色
【光沢】ガラス光沢
【結晶】六方晶
【硬度】7.0
【比重】2.65
『シトリン』鉱物学
主にシトリンの名前で親しまれていますが、和名では、黄水晶と呼びます。クォーツ(水晶)のグループに分類されます。最初はクォーツは無色透明の水晶です。なんとこの黄色い色が着色されるのは、自然の神秘で色づけられたものだったのです。主に鉄分による影響、熱や放射線による化学反応によって色づけられた等、要は石の環境下によって色が変化し濃淡様々な色が出来上がるということです。余談ですが、黄色い水晶ならイエロークォーツじゃないの?と思うかもしれませんが、これは正式名称ではないのでお間違いなく。
『シトリン』相性の良い組み合わせ
カーネリアン、ムーンストーン
『シトリン』よく似た天然石の種類
アメトリン(アメジストとシトリンの加工合成石)、イエローベリル、レモンクォーツ、トパーズ等があります。