ロードナイト
2017/02/23
パワーストーンロードナイトの石言葉や石の意味、ストーンセラピーとしてのヒーリング効果、鉱物学データなどをまとめたページです。パワーストーンブレスレットなど、ハンドメイドアクセサリー制作に役立つ情報を掲載しています。
『ロードナイト』パワーストーンの意味・効果
ロードナイトの宝石言葉は、「秘めた情熱」「不安からの解放」です。ロードナイトを身につけておくと、あらゆるものに愛をもつことが出来るので、誰に対しても優しく接することが出来るようになります。愛情表現を豊かにさせてくれるので、冷めきった恋愛関係に再び情熱を蘇らせてくれたり、恋の成就など、恋愛面でも効果を発揮します。異性を惹きつけるパワーを持っていて、美しく華やかになることで自信をもたらしてくれます。持ち主のエネルギーを回復する効果も持っていて、魔除けにも利用されています。肉体面においても、新陳代謝を促す力があり、疲労回復やケガをした時の細胞再生などを助けます。
ロードナイトのキーワード:友愛、グラウディング、不安の解消、心身のバランスを保つ
『ロードナイト』石にまつわる伝説・言い伝え
ロードナイトは17世紀、ロシアのエカテリンブルク近郊の農村で初めて発見されました。それからというもの、ウラル山脈から大きな鷹が小さなロードナイトを巣に運ぶ姿を目撃するようになりました。「Orletz(アルレッツ)」という、ロシア語で鷹の石という意味の名前をつけられることになりました。子供が鷹の様にたくましく育ってほしいという願いから、ゆりかごの中にこの石が置かれたのです。後には帝政ロシア時代になると国石とされて世界中に知れ渡るようになりました。その他にも、アメリカの先住民族インディアン達の間ではターコイズと並んで、古くからヒーリングや魔除けの儀式として用いられていたようです。
『ロードナイト』浄化、お手入れ方法
クラスター、月光の浄化に対応しています。太陽光を浴びると表面から変色して、黒くなってしまいます。また流水などで洗うのも良くないので、柔らかい布などで汚れを拭き取るようにしましょう。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
◎ | ◎ | × | ◎ | × |
『ロードナイト』色や品質について
くすんだピンク、マンガン酸化物などの黒い筋がない美しいものが良いとされています。赤またはピンクが鮮明なものほど高値で取引されています。
『ロードナイト』主要原産地
主にブラジル、オーストラリア、ロシア、マダガスカル、メキシコ、スウェーデンなどから産出されます。特にブラジルのミナスジェライス州で産出されるロードナイトは、透明度が高いため評価されています。日本でも愛知県の田口鉱山・岩手県など様々な場所で産出されています。
『ロードナイト』鉱物学データ
【英名】Rhodonite
【和名】薔薇輝石(ばらきせき)
【組成】(Mn,Ca)Mn4[Si5O15]
【色】赤色、ローズピンク、ワインレッド
【結晶系】三斜晶系
【硬度】6.0
【比重】3.40~3.70
『ロードナイト』鉱物学
英名であるロードナイトの名前の由来ですが、ギリシャ語で薔薇(バラ)を意味する「rhodon(ロドンまたはロードン)」から名づけられています。和名は「薔薇輝石」と言って、英名を和訳した形になっています。元々は輝石グループと考えられていたため、英名に輝石を加えることにしました。しかし、後にマンガン鉱物であることがわかったので輝石グループからは外されているのですが、名前を途中から変えるわけにもいかないので、そのまま残っています。
『ロードナイト』相性の良い天然石
ローズクォーツ、アラゴナイト、ガーネット、エンジェライトなど
『ロードナイト』よく似た天然石の種類
チューライト、ロードクロサイト(インカローズ)、パイロクスマンガン、ピンク色をしたハイドログロシュラーガーネットなど。パイロクスマンガンは肉眼で判別することが不可能なほど良く似ています。