カーネリアン
2017/02/23
パワーストーンカーネリアンの石言葉や石の意味、ストーンセラピーとしてのヒーリング効果、鉱物学データなどをまとめたページです。パワーストーンブレスレットなど、ハンドメイドアクセサリー制作に役立つ情報を掲載しています。
『カーネリアン』パワーストーンの意味・効果
カーネリアンは力強さと、勇気を与えるとされています。真実を見分け自分自身の力を十分に発揮することが可能になり、与えられた仕事、目の前のミッションにも成功に導く力があるとされています。また、恋人や友達など対人関係の絆を深めるとされております。不安定な感情を鎮める力もあると言われています。
古くから、出血を止める効果があるとされ、神経痛や肝臓の病気の治療にも使用されたと伝えられています。
月:7月
カーネリアンのキーワード:復活、勇気、集中力、リラックス
『カーネリアン』石にまつわる伝説・言い伝え
カーネリアンの語源は、ラテン語で「新鮮=carneolus」または、「肉=carnis」に由来されていると言われています。紀元前2500年頃のメソポタミア、ウル王墓から、この石の首飾りが発掘されました。装飾品や印鑑、印章として用いられました。古代バビロニアから印鑑として用いられたそうです。イスラム教のマホメットが身につけていた事でも知られています。この石で有名なものには、ナポレオンの八角形の印章があります。
『カーネリアンン』浄化、お手入れ方法
紫外線に強くありませんので、太陽光の浄化は避けましょう。お手入れ方法としては、乾いた柔らかい布で拭き取るのが良いです。また保管する場合は、直射日光は避けるようにして下さい。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光 | 浴水 |
◎ | ◎ | × | ◎ | ◎ |
『カーネリアン』色や品質について
カーネリアンは、薄い赤色から明るいオレンジ色です。黄色から淡緑色のものを「クリソプレーズ」と呼び、淡青色のものを「ブルーカルセドニー」、淡褐色、赤褐色、濃褐色のものを「サード」と呼びます。また、縞模様になっているものを「アゲート」と呼び、縞状構造を持つ「サードニクス」とは異なります。
『カーネリアン』主要原産地
ブラジル、インド、ウルグアイ、インドネシア、アメリカ
品質の高い石は、インドから多く産出されています。
『カーネリアン』鉱物学データ
【英名】Carnelian
【和名】玉髄(ぎょくずい)
【組成】SiO2
【主な色】赤色、褐色、オレンジ色
【硬度】7.0
【結晶系】六方晶系(潜晶質)
【比重】2.57~2.64
【劈開】なし
『カーネリアン』鉱物学
カーネリアンは、縞目のない無地の赤色のアゲート(瑪瑙)をいいます。岩石の空隙中に層状に沈殿したり、その破壊により生じた中から産出されます。カルセドニー(玉髄)の一種で、赤色になったり、縞模様になるものをアゲートと呼びます。石の中に含まれる鉄分の影響で、赤色や赤褐色などになります。産出される時は色が薄く、加熱する事で鉄分が酸化し、濃い色になります。
『カーネリアン』相性の良い天然石
水晶(クォーツ)、カルセドニー、アゲート、ガーネット、アメジスト、ローズクォーツ
『カーネリアン』よく似た天然石の種類
アゲート
『カーネリアン』雑学
カーネリアン、赤瑪瑙(あかめのう)、アゲート、赤カルセドニー、これらの石は大変似ていて、天然石を販売する店舗によって言い方が違ったりします。カーネリアンとは、カルセドニー(玉髄)の赤色が強いものを呼び、赤瑪瑙=アゲートで、縞模様がある物を呼びます。ちなみに、アゲートとカルセドニーの組成は「SiO2」で全く同じです。